立体造形(粘土)で滑らかな表面を得たいときはジョイント・コンパウンドがおすすめ

投稿日: 2025/02/22 16:44:58

カテゴリ: アート

サムネイル:


昔ちょっと書いたことがあるかもしれないけれど、粘土造形などをするときに、表面がザラザラしてしまったり、クラックが入って割れてしまったり、うまく滑らかにできなくて悩んでいる人がいたら、是非おすすめしたい材料がある。

それが「ジョイント・コンパウンド」。

www.youtube.com

www.youtube.com

知ったきっかけは、上の仮面造形作家のおばあちゃんの動画。この動画にあるような、滑らかな立体造形をしたくて、あと粘土がちょっと手に入りづらくて悩んでいるときに調べて見つけたもの。

(アクリル・フィラー&)ジョイント・コンパウンドは、特にドライウォール工法で用いられる、壁などの建築に使われる建材で、いわゆる目地材の一つ。普段は壁のクラックなどの目地埋めに使われるので、非常に滑らかで美しい表面を作ることができ、かつ、硬化後にヤスリで削ることができるので、かなり思い通りの造形が可能。

アクリルフィラージョイントコンパウンド【ドライウォール】4kg

アクリルフィラージョイントコンパウンド【ドライウォール】4kg

Amazon

アクリルフィラージョイントコンパウンド【ドライウォール】20kg

アクリルフィラージョイントコンパウンド【ドライウォール】20kg

Amazon

20kgで6000円くらいなので、同じ値段で樹脂粘土だと1kg程度しか買えないことを考えると、コスパはかなり良い。自分は20kgのやつを100均のビンなどに小分けにして使ってる。

ちなみにジョイントコンパウンドは硬化前は液体に近いので、粘土のような素体としては使いづらい。そのため、骨と素体は何か別の材料で作っておいて、表面を埋めるのがおすすめ。自分は3Dペンやグルースティック、あるいは結束バンドとスポンジなどで素体を形成させて、表面をジョイントコンパウンドで滑らかにさせている。(【追記】この全体工程については別記事でまとめた。)

写真はジェッソで仕上げたもの。大きさは5cmほど。ジェッソを筆で塗ったため筆跡が残っているが、表面はツルツル。(エアブラシ仕上げならさらに光沢が出る。)

リキテックス(Liquitex) アクリル絵具ジェッソ 300ml

リキテックス(Liquitex) アクリル絵具ジェッソ 300ml

Amazon

なお、こちらは別の塗装材での類似造形例。作り方自体は同じ。

ちなみに研磨前は以下のような感じで結構デコボコで、質感はまるで石膏のように硬く、ザラザラ。

一所懸命に磨くとだんだんツルツルになるけれど、元は液体状のものを固める兼ね合いで、だいたい3〜4回くらいの厚塗りは必要。一度の硬化に数時間から一日かかるので、気長に別のことをしながら数日かけて仕上げるのがおすすめ。焦って生乾きで研磨すると層ごと取れてしまう。

上手く使うと、粘土とは段違いの美しい表面を得られるので、ぜひお試しあれ。


【追記】別記事に載せた、上記ジョイントコンパウンドの成分表の写真をこちらにも併せて記載しておきたい。主成分は石炭石・アクリルポリマー・水。水性ペースト状で、硬化時間は5時間〜24時間。