投稿日: 2025/03/09 15:32:25
カテゴリ: 立体造形
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前記事で紹介した、ジョイントコンパウンドと3Dペン、グルーガンを使った造形法について、少し大きな作品を作る場合はどうだろうと感じて、お面の試作を始めた。
ちなみに、前記事自体にも追記したけれど、呼び名がないと若干不便なので、3D-pen + Glue (gun) + Joint-compound より、「3GJ法」と呼ぶことにした *1 *2 。
後ほど紹介するけれど、グルー(ガン)の部分はニーズに合わせて何でも自由に素材を変えてもらえばよくて、前記事でも脚注でスタイロフォームや発泡スチロールを使って肉付けする方法を紹介したけれど、スタイロフォーム等は(超)巨大造形物に向いているので、今回の造形物ではたまたま手元にあった紙粘土を使うことにした。

もちろんグルー(繋ぎ材)を変えれば特性も変わるし、今回は特に "ふわ軽" な紙粘土を選んだので強度はやや低いけれど、この3GJ法は骨格・肉付け・表面を好きな素材に変えてもらえるのが良いと思っているので、特に「グルー(繋ぎ材)」という呼び名はケースバイケースで柔軟に変えられる名前っぽくて個人的には気に入っている。(名称については脚注も参考のこと。)
ちなみに、今回やっていることは3Dペンを骨格に使っていること以外は以下のJonni Goodさんの動画とほぼ変わりないので、自分がジョイントコンパウンドを知ったきっかけとしても、以下の動画を見ていただけるとわかりやすいと思う。
ということで、以下作っている途中経過の写真を挙げていきたい。概形は以下のショート動画がわかりやすいと思う。(ブログ自体に上げたかったがダメだったのでショート動画として上げた。)




















ちなみに3Dペンの補足として、空中に線を描く場合は、スピード調整がついている場合はスピードを落としたり、空中方向を下にしてわざと弛(たる)ませるようにするとやりやすい。あるいは、三面図のように一度紙などの上で描いたものをあとからくっつけても良いと思う。




この工程ではあくまでグルーとしての役割なので、隙間が埋めれたら良しとした。裏側の写真を撮り損ねたものの、裏からも埋めて、後工程のジョイントコンパウンドでの表面強化や穴埋めを念頭に置いた。



さて、今回は途中経過をご紹介した。前回の記事で特に3Dペンの過程とグルーガンの過程を細かく紹介していなかったので、ちょうどよかったかもしれない。
実際少し大きなものをやってみると、やっぱりそれなりに使う材料の量も多くなるので、特にジョイントコンパウンド以降の作業が、楽しくもあり大変でもありという印象。でもやること自体は小さい造形物とそう変わりない感じだった。
3Dペンの作業は、肉付けがないと本当に楽しいなという感じ。3Dペンだけで肉付けしようとするとホント大変で、滑らかにするためのアイロン工程(前記事でも紹介したこちらの3Dペンキャラクター造形動画の9分05秒あたり)なんかは本当に根気の要る作業なので、もし(外付けまたはハンダゴテ内蔵の)温度調整ダイアル *3 をお持ちで、根気のある方は一度トライしてもらいたい。(PLAが滑らかになるのはすごく感動する。)
今回はグルーの箇所を紙粘土にしたので、Jonni Goodさんの動画とほぼ同じ工程になった印象だったけれど、例えば骨格に3Dペンの代わりに木や竹を使ったり、肉付けに麻紐やお弁当の使い捨てトレイ、段ボール(濡らして乾燥して固めると強くなりそう)なんかを使ったりしても楽しいかもしれない。
この記事を書いて、そういえば昔にアヒルを作ったことを思い出して、そちらも参考に貼っておきたい。




こちらは3GJ法で作ったのではなく、完全にJonni Goodさんと同じ製法で、ジェッソで白くした後にブロンズ風にアクリル塗装をしたもの。
以下は少し違う造形物のときの写真なのだけれど、シュレッダーで裂いた紙を木工用ボンドなどをグルーにして紙粘土を作り、水を混ぜて溶き、よく絞って形を形成したもの。この場合は骨となっていたのは段ボールなど。このJonni Goodさんの製法もとても楽しいので、一度遊んでみてもらえれば。




*1:ちなみに既存の方法の組み合わせで、呼び名がないと不便だという便宜上付けただけの名前なので、好きなように呼んでもらえれば。発案者が誰とかよりも、後述するように自由にやり方や素材の組み合わせを変えることを楽しんでほしい。(もし先にこういう名前で知られているよ、というのがあれば逆にそう呼びたいくらい。)
*2: 3GJ法は、ジョイントコンパウンドを使うことを自分に気づかせてくれたJonni Goodさんの影響が強いのだけれど、製法の名前にもGJとあるのはホントに偶然。でも、こういう偶然も面白くて良いかもしれない。Jonni Goodさんの製法に3Dペンを組み合わせたもの、あるいは Tribute for (Ms.) Good Jonni と覚えてもらっても良いかもしれない。
*3: 外付けのハンダゴテ温度調整ダイアルはこちらがおすすめ。普通のハンダゴテにも使えるし、その他アナログ電気製品のスピード調整や明るさ調整にも使える。 http://www.amazon.co.jp/dp/B001AP0II8